ある優良顧客との出会い


前職の時、外商部を命ぜられたときに600名程の富裕層の顧客を
前任者より引き継ぎをされました。

早速、顧客名簿には上場企業の社長さん芸能人や著名人など目がとまりました。

このような方々とどのように接したら良いかとても不安でした。

皆様多忙な方々ばかりなので心配している矢先に1本の電話が入りました。

「今度、あなたが担当になったのかな?早く挨拶に来なさい。」

直ぐさま業務を一時中断してご自宅までお伺いしました。

予想を遙かに超えこんな大きな邸宅にお住まいになられている方は
どんな方なのだろう?・・・
内心心臓がバクバクでした。

まずは勝手口を探し呼び鈴をどきどきしながら鳴らしました。

お手伝いさんが出て来られて

「ご主人様お待ちですよ。」正面玄関にまわりご主人様と初対面

開口一番「ずいぶん若い責任者だね。大丈夫かな?」

その日は玄関先で自己紹介をさせて頂き会社に戻りました。

すると翌日にも電話が入りました。

一瞬、脈があり好意があることを期待しつつお伺いすると

今度は玄関の中まで入れて下さいました。

「近々、時間をゆっくりとってお話する機会を設けてほしい。」との事で
「お客様のご都合の良いときにお伺いします。」とお答えしました。

後日、お約束時間にお伺いすると今度は玄関先ではなく中まで通され
今まで経験したことのない大きなリビングルームでした。

リビングソファも本革のすばらしいものでした。

辺りを見廻すとそこには美術館や雑誌でしか見たことのない名画や
花瓶また調度品も素晴らしく感動したことは今でも忘れません。

まずは日本茶がでてきました。

器は有名な「柿右衛門」

次はコーヒーとお冷

器は「ロイヤルコペンハーゲン」と「バカラ」

超一流好みのお客様でした。

それからはこんな方々と仕事を通じて信頼関係が築き上げられることを誇りに思い
良い人生経験をさせて頂いた楽しい毎日でした。




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